家のリフォームはできるだけ自分で！>・トイレをバリアフリーにする時のコツ

《トイレ…バリアフリーにする》

全面的にプロに頼むのもいいですが、自分でできるところは自分で
やってみたいですね。

まず大事なことは、トイレへの出入りや便座に座ったり立ったり、
おしりを拭く、水を流す、手を洗う、照明をつける・消すといった
一連の動作や、冬場の急激な温度差のことなど高齢者や身体が不自由
な人の身になるということです。

　・トイレとなるべく近い部屋を寝室にしましょう（特に高齢者は
　　夜間の使用頻度が高いです）
　・極力物は置かないようにしてスペースを広く取ります。
　・可能なら引き戸にし、段差はなくします。
　・便器は洋式にして、車椅子使用者や足腰の筋力が落ちてきた人
　　などが、座ったり立ったりを楽にできるように、便器のかさ上げ
　　をします。
　　（便器と便座の間に部材をはさんで、高さを補います。適合する
　　　便器や便座なら自分で取り付けることができます）

　
　・便座暖房や室内の暖房に関しては、まず自分でできる事はやって
　　みましょう。
　・手すりには、立ち座り用の縦手すり、座位保持用の横手すり、
　　双方を合わせたＬ字型手すり、車椅子使用者や介助するのに邪魔
　　にならない可動手すりなどがあります。

　　
　　それぞれの目的に合わせて選ぶわけですが、縦・横・L字型手すり
　　なら自分で付けられそうですね。
　　この場合付ける位置が結構難しいので、プロに相談したり良く調べ
　　たりした方がいいです。
　　それと、手すりには全体重をかけるので、下地補強は絶対忘れない
　　ようにしましょう。

　　※介護保険の被保険者本人又は家族が住宅改修を行った場合、公的
　　　補助が受けられますよ（材料の購入費が支給対象となります）